暑い夏を乗り切るには・・・

　　　　　　　　　　　

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昔は　エアコンなど無くて　団扇で扇ぐのですが

 

夜になると明かりを求めて　蚊が集まってくるので

 

部屋の中央に　蒲団を敷いて四隅の天井には

 

紐がぶら下がっていて　蚊帳を吊ったものです。

 

中に入る時は　パタパタと蚊帳の裾を振って

 

蚊が寄ってこないようにして急いで入るのです。

 

窓や　雨戸なども開けて　風通しを考えたのよ。

 

扇風機が　付くようになっても首が回るのは

 

ずっと後で　高価なものだったのです。

 

氷屋さんが　氷の配達に来て　盥の中に

 

氷柱を立てている家は　少しゆとりのある家で

 

その他は　何も無かったのよ。

 

軒下の風鈴が　チリ～ンとなると涼しく

 

感じたものです。　夕方には打ち水をしたり

 

葦簀や　すだれで日よけをして　昼間の

 

室温も考えて　家が熱気に包まれないように

 

朝顔　瓢箪など屋根の近くまで　竹を立て

 

弦の伸びるのを楽しんだものです。

 

冷却シートなど　夢のまた夢　考えも

 

及ばなかった時代です。

 

今は　クーラー　冷蔵庫も当たり前のように

 

使って居られますが　贅沢なことですね・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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